飲食店で会計を済ませようとするとき、何と言うだろうか。「おあいそ」とか「あおいそしてください」という人もいると思うが、もともとの意味をさかのぼれば、これは失礼にあたる。
昔、飲み代は全額を支払わずに、毎回1割ほどツケとして勘定を残して帰るのが“通”とされていた。逆にツケを払いきることは、その店との決別を意味する。
つまり“おあいそ”という言葉は、「もうこの店には愛想が尽きたので、ツケも支払って二度と来ない」という意味が含まれているのだ。「すっごいおいしかったよ! おあいそ」などと格好つけて言っても、通の常連には頭のおかしい人と思われるかも?
“おあいそ”に込められたとんでもない意味とは
2018.07.20 20:07
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週刊実話