皆さんは東京・六本木にあるスタンディングスタイルのスパークリングワインバー「awabar(アワバー)」をご存知だろうか。スパークリングワインのバーで立ち飲みというのは珍しいかもしれないが、それ以上に驚くべき要素が存在する。
・IT社長ばかりが集まる立ち飲みバー
六本木という土地柄か、なぜかawabarにはIT社長ばかりが集まるという環境となっている。もちろんIT社長しか入れないわけではなく、一般客も入店可能なのにだ。いったい何故なのだろうか。awabarにまつわる秘密を6つ紹介しよう。
1. IT社長がオープンした店舗だった
awabarをオープンさせたのはさくらインターネット株式会社の共同創業者である小笠原治氏。オープン当初は小笠原氏の友人が中心に集まり、自然と常連になっていったため、IT社長ばかりが集まる場と化していったのである。
2. awabarの出会いをきっかけに事業提携や買収に発展
IT業界と言っても非常に広い。awabarには多くのIT社長が集まり、普段は関わりがない人達がフラットに会話できるため、awabarでの出会いが事業提携や買収に発展することも少なくなかったそうだ。awabarがIT業界の発展に大きく貢献したと言っても過言ではないのかもしれない。
3. 六本木の街並みが変わるきっかけに
awabarのヒットにより、キャバクラやクラブという「夜の街」を象徴する店がどんどん減り、スタンディングバーや居酒屋が増え始めている。awabarが六本木のイメージを大きく変えてしまったのかもしれない。