歌川広重は世界的にも知られた、江戸時代に活躍した浮世絵師で、代表作には「東海道五十三次」や「名所江戸百景」などがあります。初代 歌川広重が亡くなったあとも、歌川広重という名は五代まで引き継がれますが、実際に初代広重に師事していたのは三代まで。
今回は初代 歌川広重の門人だった三代 歌川広重の作品「百猫画譜(ひゃくみょうがふ)」を紹介します。
「百猫画譜」は、明治時代の作家だった仮名垣魯文(かながき ろぶん)による雑誌「魯文珍報」に特集で掲載されていた画文集で、後に雑誌から百猫画譜だけを抜き出して単行本になりました。
見開きの左側に猫の絵、右側に文章を掲載する構成となっているのですが、猫の絵を描いたのが三代 広重。