オリックス、“マッチョマン”吉田正の満塁弾で激勝!“神童”ヨシノブ復帰も2被弾に反省

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オリックス、“マッチョマン”吉田正の満塁弾で激勝!“神童”ヨシノブ復帰も2被弾に反省

オリックス 7-6 埼玉西武(17回戦)
※オリックス5勝11敗1分け
▽9日 京セラドーム大阪 観衆23,088人

 オリックスの連敗で幕を開けた、毎夏人気のイベント『Bs夏の陣2018』第3戦はオリックスがディクソン、西武は今井達也が先発し行われた。

 西武相手に2カード連続で、同一カード3連敗(トータルで対西武7連敗)だけは避けなければいけないオリックスは初回、吉田正尚の犠牲フライで先制するも2回、森友哉にこの3連戦で2本目となる13号2ランを浴びてあっさり逆転を許してしまう。ディクソンは5回にも秋山翔吾に16号ソロを打たれるが、その裏、打線が今井を捕まえ、大城滉二、若月健矢の連打から宮崎祐樹が死球で出塁し、無死満塁のチャンスを作る。西村凌は三振に倒れたが、西野真弘のタイムリーで1点差に迫ると、そして主砲の“マッチョマン”吉田正がセンターバックスクリーン横に飛び込む18号満塁ホームランで一気に逆転。この回は打者一巡5得点のビッグイニングとなった。

 オリックスは、7回に中島宏之のタイムリーで点差を4点に広げると、8回に“オリの神童”山本由伸が、7月26日以来の復帰登板。しかし、久々の実戦が影響したのか制球に苦しみ、先頭の山川穂高に得意のカットボールを捕えられ、レフトスタンドに飛び込む29号ソロホームランを打たれてしまう。続く森はファーストゴロに打ち取ったが、外崎修汰にヒットを打たれると、中村剛也にストレートをライトスタンドに運ばれる5試合連続の17号2ランを浴びて、1点差に迫られる3失点。

 ほろ苦い復帰登板になった“神童”だが、試合後、報道陣に囲まれると「良くはなかったんですけど、最後はいいところもいくつかありました。対戦する感覚は久しぶりでしたが、だから打たれたわけではなく、しっかり反省して、野手や監督、コーチの信頼を得られるようなピッチングをしたい」とスッキリした表情でコメントを残した。コメント中、その横を通った福良淳一監督は「2本は打たれたんですけど、ボールは全然悪くないし、力は入ってたかなというのは、ちょっとはあったんですけどね」と試合後に語っていたが、帰ってきたのが嬉しかったのだろう。

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