「誰も教えてくれなかった!」快適なタンポンを使うときの注意点3つ

| まいじつ
「誰も教えてくれなかった!」快適なタンポンを使うときの注意点3つ

ナプキンに比べると、まだまだ使っている人は少ないタンポン。しかし、頻繁に取り替えなくて済むことから、スポーツをするときや長時間トイレに行けないとき、旅行先で温泉に入るときなどに使用している人も多いだろう。

メーカーによっては最大8時間使用できることをうたっている商品もあるが、正しい使い方をしないと思わぬトラブルを招くこともある。タンポンに対する正しい知識を身に付けることが重要だ。

タンポンの使用時間は最大8時間とあるが、これはあくまでも目安。経血量に合わせてこまめに取り変えることが大切で、特に温泉やプールに入る前は新しいものに交換しておいた方がよい。

よく、タンポンが子宮まで入ってしまうんじゃないか、出てこなくなったらどうしよう、と心配する人がいるが、正しい使い方をしていればそのようなことはない。子宮の入り口は2~3ミリなので、直径1センチのタンポンが入り込むことはないのだ。また、取り出すときはひもを持って引き抜くので、紐は絶対に切ってはいけない。特にお風呂に入るときなど、タンポンのひもが見えることを嫌がって切ってしまう人がいるが、後で取り出せなくなることがあるので注意しよう。

こまめな交換で衛生的に使えば大変役に立つ

以下はタンポンを使う上で、やりがちな3つの間違った使い方。

(1)おしっこのあとに交換しない

タンポンを使用中におしっこをした場合は、そのたびに交換した方がいい。使用時間がまだ短くても、ひもにおしっこが付着した場合、アンモニア臭が漂うことがある。また、そのままにしておくと、雑菌が繁殖してしまうこともある。

(2)トイレに流してしまう

使用後の取り扱いにも注意が必要だ。そのままトイレに流してしまう人がいるが、これはNG。トイレットペーパーに包んで、汚物入れに入れよう。

(3)おりものシートの代わり使う

タンポンを使用している人の中には、おりものシート代わりにしている人もいるが、これもやめた方がいい。タンポンは経血を吸収するためのもので、水分量の少ないおりものを吸収することには適していない。最悪、膣壁を傷つける可能性もあるのだ。おりものが気になる場合は、きちんとパンティーライナーを使用しよう。

タンポンはきちんとした使い方さえ知っておけば、便利で、いざというときに大変役に立つ。こまめな交換を心掛け、くれぐれも不衛生な使い方をしないよう注意しよう。

【画像】

Pangaea / PIXTA(ピクスタ)

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