R15+映画祭『OP PICTURES+ フェス』で今年も名作を探そう!

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R15+映画祭『OP PICTURES+ フェス』で今年も名作を探そう!

低予算だから面白い(かもしれない)映画がある

 老舗の映画会社の1つである「大蔵映画」。歴史は長く、ピンク映画第一号といわれる「肉体の市場」を1962年に制作したことでも有名だが、現在、同社はただのR-18映画に飽き足らず、同一作の別タイトルR15+基準版を製作、世界観はそのままに広く見てもらえるようにしたプロジェクト「OP PICTURES+(オーピー ピクチャーズ プラス)」を、成人映画の制作と並行して行っている。

 この「OP PICTURES+」を一挙に上映するフェスがいよいよ始まる。毎年東京ではテアトル新宿で行われ、今年で4年目。2018年は同映画館では全18作品を、8月25日から、9月14日まで(9月8日休映)たっぷり3週間にわたり上映する(※なお、関西地区では大阪のシネ・リーブル梅田で10月13日から26日まで上映)。限られた予算で撮られたものながら、そのぶんアイデア勝負のバラエティに富んだ作品が上映されるので、その中からお気に入りの作品を探していくのが楽しいイベントだ。

 今回は第30回ピンク大賞優秀作品賞、また主演の佐倉絆が新人女優賞を獲った、ギミック満載の作品である山内大輔監督「赤いふうせん」(=写真上)をはじめ、様々な趣向を凝らした作品が上映されるので、作風が合いそうな作品があったら見に行ってみてはいかがだろうか。女性専用席も設けられており、落ち着いて鑑賞できるのも安心だ。

 ブッチNEWS編集部が着目したのは城定秀夫監督の「恋の豚」(=写真下)。なんともインパクトのあるスチールではないか。これだけで面白そう! その他各作品のタイトルや上映スケジュールは、あらかじめHPまたはパンフレット等で確認を。

新人監督も募集

 ちなみに見るだけではなく、新人監督発掘プロジェクトも同時に募集しており(2018年9月30日まで)、企画案のエントリー等もできるようになっているのであえて今この手の製作にチャレンジしたいという人は応募すると人生が変わるかもしれません。今ヒットしている某作品のように、低予算・無名俳優作品でも拡大公開で興行収入10億円見込みなんてこともある世の中ですし、意外と世に出るチャンスかもしれない!?

 ●詳細はOP PICTURES+フェスの公式ページを。
http://www.okura-movie.co.jp/op_pictures_plus/
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