「この世界の片隅に」戦時下のあまりに悲惨な展開に“涙腺崩壊”視聴者続出

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「この世界の片隅に」戦時下のあまりに悲惨な展開に“涙腺崩壊”視聴者続出

 松本穂香主演ドラマ「この世界の片隅に」(TBS系)の第7話が9月2日に放送され、平均視聴率は9.8%だったことがわかった。

 この日は、投下された不発弾を発見した北条すず(松本)が、一緒にいた夫の姉の娘・晴美(稲垣来泉)の手を引き逃げるのだが…。すずが目を覚ますとそこは北條家で、全身包帯だらけの身体は動かない。しかも、晴美が亡くなり、すずも右手を失っていた。自責の念に駆られるすずだが、米軍の攻撃は、日に日に激しさを増す一方だった。そして、広島への原爆投下の日が来る。これまでのストーリーの中でも、悲惨な状況を描いた内容だった。

「視聴者からは『容赦なく次々に襲いかかる絶望の連続に号泣しました』『本当に辛い回でした。晴美ちゃんの死。すずが顔に傷を負い右手をなくしたこと。原因はすべて戦争のせいです。ドラマを見て恐怖におののきました』『もうダメ。涙が止まらない』などの意見がネット上に書き込まれ、涙腺崩壊の回だったようです。また、広島への原爆投下が8月6日だったことから『この回はすごく重いからこそ8月に放送してほしかった』『これ、映画にして毎年8月に放送すればいいのに。だんだん戦争のことが薄れてるから』『8月中だったらもっと響いた』などの意見も多数ありました」(週刊誌記者)

 戦争を体験した世代が少なくなった平和な今だからこそ、戦争によって想像を絶する辛苦を味わった市井の人々の物語が、視聴者の心に響いたようだ。

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