先月24日発売の「フライデー」(講談社)で、女優・篠原涼子を追った記者に高級ステーキサンドを差し出し、夫・市村正親との離婚危機を笑い飛ばす豪胆ぶりが報じられた。貫禄さえ感じる豪胆エピソードだが、かつての篠原から“大女優”となる現在の姿を誰が予想できただろうか。デビュー時期からある時期を境に、篠原は華麗な“キャラ変”を遂げている。
篠原は1990年、アイドルグループ「東京パフォーマンスドール」の初期メンバーとしてデビュー。翌年は『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)に出演しており、当時は“天然ボケ”で共演者のお笑い芸人たちにイジられるというキャラクターだった。さらに篠原は、タレントのYOUと共に毎回のようにダウンタウン・浜田雅功に胸を揉まれたり、“鼻フック”をさせられたりする汚れ役もこなしている。この時期の篠原は、アイドルとは思えぬ体当たりが功を奏して人気者となった。
バラエティでの人気も高まっていた1994年、小室哲哉プロデュースの『恋しさと せつなさと 心強さと』でソロ歌手デビュー。同曲は200万枚を超える売り上げを記録し大ヒットした。ところが、以降は歌手活動が低迷していく。今年6月、篠原は『ボクらの時代』(フジテレビ系)の出演時にこの時期を振り返り、「私じゃないんだ。小室哲哉さんで売れていたんだ」と語っている。女優への転身については「たまたま、お芝居の話が来ていて」としながらも、「私、小心者だから、(田舎の)群馬に帰る勇気もなくて。もうちょっとここで頑張りたい」と、覚悟を決めて女優活動に専念し、自身のイメージチェンジを図ったようだ。
その後、2001年に蜷川幸雄演出の舞台『ハムレット』で初舞台を経験。この舞台で共演した市村正親と結婚に至っている。05年には主演ドラマ『溺れる人』(日本テレビ)で、アルコール依存症の女性を演じて第31回放送文化基金賞演技賞を受賞。その演技を高く評価される。翌年のドラマ『アンフェア』(フジテレビ系)で、警視庁検挙率No.1でバツイチ子持ちの美人刑事・雪平夏見役を演じて“格好いい女性”のイメージが確立。この時期、現在の篠原のイメージが完全に定着したといえるだろう。
「篠原はダウンタウン、小室哲哉、忌野清志郎、井上陽水、蜷川幸雄、夫となった市村正親…と、常に芸能界の大御所から気に入られる天賦の“人たらし”といわれています。多くの人を魅了してしまうのは、篠原さんの豊かな人間性によるものでしょう。2014年に胃がんの手術を受けた市村を支え、子供の受験もしっかりサポートするなど、良妻賢母のイメージもついて、世間からの好感度も不動のものとなったのでは」(芸能ライター)
韓国の大ヒット映画をリメイクした『SUNNY 強い気持ち・強い愛』でも主演を務めており、相変わらず女優・篠原は健在だ。デビュー当時から世間のイメージこそ変わったが、物怖じせず愛される人柄は昔と変わっていないようだ。
篠原涼子、“鼻フック”もやるアイドルから華麗なる女優転身を遂げたターニングポイント
2018.09.09 18:30
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