人気コミック「北斗の拳」の35周年を記念したイベントが13日、都内で行われ原作者の武論尊、漫画家の原哲夫が登壇。同作をテーマとした「202X」を書き下ろしたミュージシャンの布袋寅泰も駆けつけ、同作の思い出話などを披露した。
漫画を描いた原は登壇すると、「よくここまで。長持ちしたなって。感謝しかありません」と感慨深げ。「こんなに長く続くと思っていませんでした。ジャンプの場合10週で掲載の打ち切りを判断されるんですが、その前の連載で失敗していたので、まずは10週をやることが目標だったんです」と当時を回顧し、「未だにこれで食べていけて幸せでございます。当時は22歳。毎週毎週徹夜で地獄の日々でしたけど」と話してしみじみ。
武論尊も「35年もやってこれると思わなかった。本当に感謝しかないですよ」と原に同意。「こっちはどんどん歳を取っていきますが、『北斗の拳』はあの日のまま」と述べ、パートナーであった原にも「原哲夫というすごい作家の絵がベースにありまして、原さんがいなければこういう作品になっていない」と賛辞。「原先生とずっと原作を描いている間はずっと戦っていた気がしますが、原先生に負けないように俺も頑張る、素手で殴りあうという感じでした。その結果35年たっても色あせない作品になった」と笑顔を見せた。
ちなみに原と布袋は歳が同じで親交があるとのこと。布袋が「この日のためにロンドンから帰ってきました」とあいさつをすると、「ずいぶん大きくなって帰ってきましたね」と突っ込み。布袋は「原先生とは歌も歌いに行きました。もちろん『北斗の拳』を歌いました。同じ年なんです」と照れくさそうに紹介したが、原は「同学年ですけど、優しいお兄さんという印象」とにっこり。布袋も「最初はおっかない人なのかなと思っていたら、ジェントルマンでクリエイティブで、お話していていろんな共通点を感じたのを覚えています」と原の印象を語った。
布袋は「僕は『北斗の拳』の始まる1年前にデビューしたんですけど、35年の月日の長さをすごく感じます。BOOWYの作品もそうですけど、35年たっても色あせないクリエイティブの力を感じます。男の子にとって北斗の拳はたまらない作品ですね」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)
『北斗の拳』35周年を布袋寅泰が祝福、原哲夫、武論尊も登場「男の子にとってたまらない作品」
2018.09.14 12:05
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