『半分、青い。』東日本大震災を「お涙頂戴」に使って大炎上

| まいじつ
(C)enase / PIXTA(ピクスタ)

女優の永野芽郁がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『半分、青い。』が、今週でいよいよフィナーレを迎える。

22日に放送された第150話では、苦心の上、完成した“そよ風の扇風機”の商品化のために、投資家に向けたお披露目会が開かれたが、その最中に「東日本大震災」が発生。まさかの展開にネット上では、「気になって月曜日まで待てない!」という声が広がった。

そんなハラハラの展開が繰り広げられる中、一方では「なぜ震災ネタを入れるの?」「このドラマに震災関係ないだろ」「展開が強引すぎる」と、わざわざ震災を描くことに批判的な声もあがっている。

「朝ドラで東日本大震災が描かれたのはこれまで『あまちゃん』だけです。あまちゃんはもともと、北三陸が舞台になっていましたから、脚本家の宮藤官九郎も最初から物語で扱うことを決めていたようです。実際の放映時には、地震で揺れるシーンや、津波の映像など一切使わず、地域の模型や登場人物の心情などを描くことで、見事に震災を描きました。しかし、唐突に震災をねじ込んだ『半分、青い。』に関しては、批判的な声がかなり多いですね」(エンタメ誌記者)

SNS上では安易に震災を描いたことに対して、非難する声が多数投稿されている。

《わざわざ震災を描くために、ヒロインの友達を仙台に転居させたんだな。震災はお涙頂戴の道具じゃないぞ》
《いい加減、震災ネタを取り入れるの止めにしませんか? ストーリー的に意味あるの?》
《クドカンのように丁寧に震災を扱えないのなら、本当に止めてほしい》
《とってつけたように東日本大震災をネタにしやがって。この脚本家はやたらと登場人物をガンにしたりして、お涙頂戴のために適当やりすぎ》

炎上商法が災いしてクソドラマに

実際に脚本家の北川悦吏子氏も最終回に繋がるストーリーに関しては、「多分、賛否両論の意見が飛び交うと思います。覚悟はしています」とコメント。しかしこれまでに度重なる“炎上発言”を繰り返していることから、もはや『半分、青い。』は“炎上商法”ドラマといっても良いだろう。

「結局『半分、青い。』が面白かったのは、鈴女が漫画家として秋風塾で奮闘していたパートまででしたね。その後は、ただ、ひたすらゴールに向けてエピソードをつぎはぎ状態で繋げただけ。最後はドラマの内容よりも、脚本家のツイッターの発言ばかりが目立っていました。過去に数々のヒット作を持つ北川氏ですが、これによって多くのファンを失ったことでしょう。今後『半分、青い。』は、朝ドラ史上に残るクソドラマとして語り継がれていくはずです」(同・記者)

10月1日からは新しい朝ドラ『まんぷく』が始まる。『半分、青い。』の終了と『まんぷく』のスタートが待ち遠しい。

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