NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の第155話が28日に放送された。最終週に入り、東日本大震災が描かれた本作。その展開が波紋を呼んでいる。
この日の放送では、漫画家時代の同僚・ユーコ(清野菜名)を地震で亡くした鈴愛(永野芽郁)がユーコの自宅がある仙台を訪れた。そこで看護師だったユーコが避難できない寝たきりの患者に寄り添うため、逃げなかったことが明らかに。ユーコの携帯に入っていたSDメモリには鈴愛に向けた「私の分まで生きてくれ。何かを成し遂げてくれ」との遺言が残されていた。
しかし、視聴者からは「この展開、震災である必要はない」「鈴愛を奮起させるためだけに震災を描いたのなら酷すぎる」などの声が殺到。また、ユーコが自身の死を覚悟していたと思われるせりふが多々あったことからも、「津波による死を覚悟して動いてた医療従事者はいない、みんな生きようと思ってた」「津波が来る前に遺言残す暇なんてなかった」といった指摘が相次いでいる。
最終週に入ってからの震災を描く急展開となったことで脚本の北川悦吏子氏に対する視聴者の不信感もピークに達しているが、そんな中、北川氏が放送前にツイッターに投稿したある「宣言」が再注目を集めている。
「北川さんは昨年10月に『半分、青い。』について、『コメディですよ。めちゃ明るいです。私の作品の中でも最大級に』と予告していた。自身の代表作『ロングバケーション』(フジテレビ系)よりも明るいとNHK側にも指摘されたといい、『私としては、今までで一番のコメディ』とつづっていたのです」(ドラマライター)
しかし、全編を通じて描かれたのは、鈴愛と幼なじみ・律(佐藤健)の複雑な関係や、職を転々とする鈴愛の姿。また、鈴愛が元夫・涼次(間宮祥太朗)に対し「死んでくれ」と暴言を吐いたことや、鈴愛の娘・花野(山崎莉里那)のいじめ問題を引きずる視聴者もいまだに多い。最後に描かれた東日本大震災と親友の死に対する不信の声もある。このことから「どこがコメディ?」「震災を描いてコメディなんて言語道断」「コメディの意味知らないのかな」といった厳しい意見が噴出している。
いよいよ明日29日は最終回を迎える『半分、青い。』。ドラマに残されたさまざまな伏線が回収されないまま残されているが、残り15分で全てを描き切り、“コメディ”として終わることはできるのだろうか。注目したい。
記事内の引用について
北川悦吏子公式ツイッターより https://twitter.com/halu1224
最終回目前でも炎上状態の『半分、青い。』、脚本家北川氏の過去の問題発言が掘り起こされ話題
2018.09.28 18:00
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