「マジで恋する5秒前」とかいうという歌があったもんだが、人は恋に落ちるのに5秒もいらさそうだ。1秒でもまだ多いくらいだ。
科学者の研究によれば、なんと3分の1秒という短い時間で、相手が自分の好みかどうか判断できるという。瞬きするよりも早いくらいだ。
・人は素早く最適な配偶者を見つけ出すように進化した
最新の研究によれば、人は出会ってわずか0.244秒で相手の性別を把握し、さらに0.059秒で自分の好みかどうか判決を下すという。
合計すれば約3分の1秒だ。
一説によると、容姿のよさは高い知能と良好な健康とに結びついており、私たちはそうした特徴を持つ適切な配偶者を選び出すチャンスを増やすために、このように素早く異性の魅力を見分けられるよう進化したのだという。
この研究はドイツ、オットー・フリードリヒ大学バンベルク校のクラウス=クリスチャン・カルボン教授らによって行われたものだ。
研究チームは、大学生25人に100人分の写真を見せ、その性別と魅力的かどうか判断してもらいながら、彼らの脳の活動を測定した。
・人の好みは世間一般のステレオタイプに左右されがち
これほどまでに素早く性別を判断できるという事実は、魅力が決まりきった性別のステレオタイプに強く左右されていることを示唆しているという。
「不公平なことこの上ありませんが、容姿の良さは日々のチャンスを広げます。魅力ある大人は賢いという印象を与えますし、肉体的な魅力がある人は、一般に日常生活により高い満足や幸せを感じています」とカルボン教授。
サンプル数が少ないので確実にそうとも言い切れないが、一目惚れというのはやはり存在するようで、その好みはステレオタイプに左右されやすいということだ。