日村勇紀で『視聴率』アップ!皮肉な「不祥事タレント」の番組貢献

| まいじつ
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淫行報道があったお笑いコンビ『バナナマン』の日村勇紀に視聴者の関心が集まり、出演番組の視聴率がアップしているという。

9月21日発売の『FRIDAY』で報道された翌22日に、TBSでコント日本一を決める『キングオブコント2018』が生放送された。日村が審査員として出演した同番組は視聴率11.6%を獲得。15年が15.0%、16年が12.1%、17年が9.7%と数字が落ち続けていただけに、今回の視聴率回復を“日村効果”と見る人が多いようだ。

「日村には同情の声も多くありますが、批判の声ももちろんあるため、全体のファン数が落ちたことは確実です。しかし、テレビで視聴率が取れるのは、好感度ではなく話題性。今までも不祥事タレントたちによって、驚異的な伸びを示した番組があります」(芸能関係者)

タレントのベッキーが不倫騒動で謹慎し、104日ぶりにテレビ復帰した2016年5月放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)は、視聴率24.0%を獲得。この数字は、これまでの最高視聴率22.8%を塗り替える、番組史上最高記録だった。

14年10月放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、1年5カ月ぶりに仕事復帰した矢口真里が登場し、10.0%を記録。昼の番組としては突出した数字だ。また、山口達也が去って新体制となったばかりの『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)も、20.8%と驚異的な伸びを見せていた。

一時的に視聴率は伸びるものの…

「しかし、視聴率が伸びるのは最初だけ。その後は、ベッキーや矢口がテレビに出演するたびにクレームが続出するため、制作サイドとしてはかなり使いづらいですね。『――DASH!!』も結局、今では山口不在が響いて視聴率がどんどん落ちています」(テレビ関係者)

日村の場合は特に謹慎したわけでもないため、今後出演する番組の視聴率が伸びるとは考えにくい。むしろ、「潜在視聴率」は大きく減ったと見ていいだろう。

レギュラー番組を多数抱え、お笑い界の頂点まであと一歩まで上り詰めていた『バナナマン』。天下を取るのはもう少し先になりそうだ。

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