おいしいご飯と新鮮な水、そして雨風のしのげる場所があれば良い。野良猫にとってそれで十分だし、餌をくれるからといってそこに居つくわけでもはない。
しかし、当時野良猫だったトムはそれだけでは満足できなかった。
トムは、もっと愛されたかった。でもってみんなの称賛の的になりたかったのだ。そこで餌をくれるあるお店にターゲットを絞った。
作戦成功。全てを手中にしたのである。
・野良猫だったトム、外で餌を与えていたらちゃっかり店の中に…
3年前、アラブ首長国連邦にある写真屋の店員が店の付近をうろちょろするトムの存在に気づいた。そして時々、店の外でご飯を与え始めるようになった。
そこから事の発展は急速に早まった。
トムはひょっとしたら猫独特の勘で「この店の人たちは優しくしてくれる」と気づいたのかもしれない。
「ある日、トムが私たちの後ろをついてきて、店の中に入ってくるようになったんです。」とスタッフのアデムさんは語った。
「え?今ですか?今ではもう、住み込みの猫店員になってますよ。」
image credit:Twitter
・接客もお手のもの。店の看板猫となる
一度その肉球を店内に踏み入れてから、トムはすかさず店での自身のすべきことを理解しきったようだ。
「トムの主な仕事は日がなのんびり眠ること、時々かまってきたお客さんの相手をすることです。」とアデムさんはコメントした。