梱包材に使われた浮世絵が世界を驚かせた歴史を再現「浮世絵プチプチ」がグッドデザイン賞受賞

| Japaaan
梱包材に使われた浮世絵が世界を驚かせた歴史を再現「浮世絵プチプチ」がグッドデザイン賞受賞

昨年10月にJapaaanでも紹介した酒瓶用の気泡緩衝材「浮世絵プチプチ」

浮世絵が世界に広まるきっかけになった”梱包材”としての役割を再び「浮世絵プチプチ」

2015年度のデザインコンペで準グランプリに輝き、「Tokyo Midtown Award」を受賞し商品化が決定した「浮世絵プチプチ」が、2018年度グッドデザイン賞と、2018日本パッケージングコンテスト「包装アイデア賞」を受賞しました。

浮世絵をなぜプチプチに?これには理由があります。

江戸時代、摺損じの浮世絵は日本から西欧諸国へ陶磁器を輸出するときに、緩衝材として使われていました。緩衝材として海を渡った浮世絵は当時のヨーロッパの人々にアート作品として大きな驚きを与え、ジャポニスム勃興のきっかけになりました。

そんな浮世絵の歴史を現代の緩衝材に蘇らせたのが「浮世絵プチプチ」なんです。ユーモアもありデザイン性も高いのでお酒を贈られた側も嬉しいですよね。

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