大みそかの風物詩『NHK紅白歌合戦』。年末の放送を前に、司会者の人選や出演歌手の話題がメディアをにぎわせ始めている。
そんな中、あるNHK関係者が、すでに紅白出場が内定しているアーティストがいると証言する。
「それはジャニーズの『King&Prince(キンプリ)』です。今年は不祥事が続いたこともあり、“ジャニーズ枠”に大きな動きがあるのでは、とささやかれていました。嵐は別格にしても、他のグループはどこが出られるか分からない。そんな状況で、キンプリにまず当確が出たようなんです」
先輩グループを押しのけて、一番の若手であるキンプリが紅白出場。そもそもジャニーズ内では、幹部の意向が紅白出場グループの決定に大きく影響を及ぼしているという。同関係者は続ける。
「紅白のジャニーズ枠には、事務所幹部それぞれの“推し”の力学が強く働きます。たとえば、社長のジャニーさんの推しはSexy Zone。副社長のジュリーさんはHey!Say!JUMP推しだと言われています。誰だって自分が手塩にかけて育てたグループは出場させたい。そんな思惑のせめぎあいが裏では行われているんです」
くしくも名前の挙がったグループは、確かにどちらも紅白に出場している。それでは、先輩グループを押しのけ、なぜキンプリの出場が確実視されているのだろうか。
「キンプリは、ジャニーさんがメンバーを選定してデビューするまで育て上げたグループ。当初はメリーさんがマネージメントに携わっていましたが、高齢ということもあり、現在は娘のジュリーさんが引き継いでいます。つまり、ジャニーズのトップ3人全員が関わっているグループなんですね。まさに“最強の推し”ですから、紅白出場は確実というわけです」(前同)
キンプリのデビューシングル『シンデレラガール』の初動セールスは50万枚を突破。これは今年2月に発売された嵐のシングルをも上回る数字で、業界関係者の間では「嵐を超えるグループになるのでは」という期待の声も上がっている。
キンプリのパフォーマンスが『NHK紅白歌合戦』で見られる日を楽しみに待ちたい。