爆死続きの “月9”で『SUITS/スーツ』が高視聴率を獲得できた理由

| まいじつ
爆死続きの “月9”で『SUITS/スーツ』が高視聴率を獲得できた理由

10月から各TV局の秋ドラマが始まった。さまざまな話題作が並ぶ中、平均視聴率14.2%でトップとなったのは、織田裕二主演の『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)だ。

同作はアメリカの人気ドラマのリメイク版で、もともと面白さは折り紙付き。初回放送を見たネット民からは「オジリナルには到底及ばないが、思ったより面白かった」「織田裕二と鈴木保奈美の絡みに期待」などの感想が多数SNS上に投稿され、話題性もあってか、まずは幸先の良いスタートを切った。

近年、ドラマがヒットする条件として、作品の面白さはもちろんのことだが、SNSでいかに“バズる”かがキモとなっている。『SUITS』に関しては、登場人物の衣装がオリジナル版と比べると、比較にならないほど安っぽかったことが話題になっているが、そういった批判的な意見も、番組宣伝効果となっているのだ。

「今年の4月期に放送された『おっさんずラブ』は、SNSを積極的に活用し、ツイッターのトレンド1位になるなど、大ヒットしました。かつては新ドラマが始まると、出演者が“番宣”で、自社の他番組に一斉に出演するのが恒例行事でしたが、最近はSNSを活用した宣伝のほうがより効果的なことがわかっており、広報担当者はいかにネット上で“バズる”ことができるか、頭を悩ませているようです」(エンタメ誌記者)

炎上も視聴率につながる?

先日最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『半分、青い。』が、“朝ドラ史上最低ドラマ”の烙印を押されながらも、終始20%以上の平均視聴率をキープ。この理由として、脚本家の北川悦吏子氏がツイッターでたびたび問題発言を行い、ネット上で話題になったことが影響しているという。

「女優の戸田恵梨香が主演を務める『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)が12日からスタートしますが、この作品では、劇中の引っ越しシーンにアート引越センターが全面協力しています。

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