大名間の婚姻は、必ずしも望んで行われるものばかりではない。権力者から求められ、しぶしぶ婚姻を結ぶことも多い。
例えば、関白・豊臣秀次の側室となった最上義光の娘・駒姫もそうだ。
秀次は奥州仕置で立ち寄った山形城で、奥州随一の美少女と誉れ高い彼女を見てひと目惚れ。すぐさま「側室にしたい」と求めるが、このとき、駒姫はまだ10歳。年端もいかない娘を「好色」と噂される男の餌食にされてたまるかと、最上義光はこれを拒絶した。
父親の心情とすれば当然だろう。
【戦国武将】好色な関白秀次の目にとまり
2018.10.20 11:00
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週刊実話