新人王決定戦を控える33期の近況

| 週刊実話
新人王決定戦を控える33期の近況

 少し先になるが、10月27日から飯塚オートにて『第33期新人王決定戦』が開催される。すでに1級車の練習も始まっている33期。一生に一度の「大一番」を控えての近況を紹介したい。

 現状、同期ナンバーワンは川口の黒川京介だろう。最近はハンデの壁に阻まれているが、同期と同ハン勝負なら、よほどマシンが変調をきたさない限り競り負けないスピードがある。

 その黒川に匹敵するのが中村杏亮、伊藤正真、花田一輝、木山優輝。いずれも近況は展開に左右されており、一概に成績だけでは測れない部分もあるが、動き自体なら花田が目立つ。マシンも良好なだけに黒川にとっては強力なライバルとなりそう。

 そして、侮れないのがハンデ前の面々で、特に金田悠伽が魅力的。新人最高ハン組に比べ20㍍前のハンデ比較だけに、展開利しての大駆けが狙える。最近の動きも晴れ、雨共に結果を出しており、すんなり抜け出せる番組編成であれば、ぜひ狙いたい。

 また、吉川麻季のスピードも侮れない。9月28日の試走は1枠で3秒35を計時。レース序盤はリズムに乗れなかったが、スピードはかなりの水準だった。そして交川陽子も、ここにきて急成長。良走路で上がり3秒532の自己ベストを更新して勝利も飾った。

 新人王決定戦開催まであとわずか。33期の動向はマークしていきたい。

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