ボクシング井上尚弥「最強王者誕生」の裏に“あのドン”の存在

| 日刊大衆
ボクシング井上尚弥「最強王者誕生」の裏に“あのドン”の存在

 10月7日、ボクシングWBSS1回戦で“70秒KO”を成し遂げ、世界を驚愕させたWBA世界バンタム級王者の井上尚弥(25)。

「対戦したドミニカ共和国のファン・カルロス・パヤノは、アマ時代、アテネ、北京と五輪に2回も出た強豪。そんな相手が、気絶して受け身も取れず仰向けに倒れるわけですから、仇名通りの“モンスター”ですよ」(スポーツ誌記者)

 そんな井上を育て、支えてきたのが実父・真吾さん。「以前は塗装業の会社を経営していましたが、子どものためにボクシングジムを設立したんです。井上選手を、5歳の頃から20年間指導し続けています」(前同)

 偉大なKO劇は、まさに父子二人三脚の賜物。「2012年に井上選手が『大橋ボクシングジム』とプロ契約を結ぶ際には、父も専属トレーナーとして同ジムと契約しています。父に絶大な信頼を寄せる井上選手にとって、“父と一緒に所属”という一点は絶対に譲れなかったようです。ただ、プロ契約までには困難な道のりがありました」

 こう語るのはボクシング関係者。「当初、井上選手は『帝拳ジム』入りを望んでいたんです。しかし、“父子セット”での契約に帝拳側が難色を示し、交渉決裂。そんな2人に救いの手を差し伸べたのが、当時、日本ボクシング連盟の終身会長だった山根明氏でした」(前同)

 なんと、井上選手プロ入りの陰に、この夏に世間を賑わした“ドン”の姿が!

「大橋ボクシングジムの大橋秀行会長と話をつけ、父子セットで契約するという井上選手側の希望を受け入れさせたそうです。さらに、ジムに移る際の契約書には、父・真吾さんからの要求で“強い選手と戦う。弱い選手とは戦わない”という一文が明記されているといいます」(同)

 井上父子の大躍進は、まだまだ続きそうだ。

 現在発売中の『週刊大衆』11月5日号では、他にも元貴乃花親方の「真の父親」問題や、ミスター長嶋茂雄の「危篤騒動」を詳報している。

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