天才テリー伊藤対談「高嶋政宏」(2)高嶋さんは両方持っているね

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天才テリー伊藤対談「高嶋政宏」(2)高嶋さんは両方持っているね

テリー じゃあ、これから縄師を目指すんだ。

高嶋 いやいや、さすがにそこまでは。でもこの世界を究めようと思うと、まずはそこからやらないとダメだな、とは思いますね。

テリー へえ、どこまでもマジメだね。誰か縛りたい人がいるんですか?

高嶋 僕のレベルでは、そんなことはまだ言えませんよ。練習で腕なんかを縛らせてもらったことはあるんですけれども、相手にすぐ「痛い」「熱い」と言われてしまって、反省ばかりでしたから(苦笑)。

テリー そんなに難しいものなんだ。

高嶋 そうなんですよ。人間のワキの下と鼠径部には神経が集まっているところがあって、そこを間違って刺激すると、ひどい時には歩けなくなったり、腕が上がらなくなったりするんです。それくらい緊縛は危険な行為なので、Mの女性も責め師もプレイ前には絶対お酒を飲まないんですよ。

テリー SMクラブなんかでやっているショーの流れって、基本的に決まっているんですか。

高嶋 これがインプロビゼーション(即興)でして、どんどん変わっていくんですよね。あと、変態ってプロセスゼロですから。シーンとした中、突然、プレイが始まるので、そこもまた衝撃的でいいんですよ。

テリー すごい話だな。あと気になるのが、そもそも高嶋さん自身はSとM、どっちなんですか?

高嶋 よく聞かれるんですけれど、実は僕も今のところ、どっちかわからないんですよ。プレイ中のMの女性を観て「うわあ、あんなことされちゃって!」と思いつつ、その一方では彼女の立場を自分に置き換えて興奮しているような自覚もあるんです。

テリー だったらMじゃないの。

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