スコットランドはウェールズに敗れる アイルランドはシカゴで快勝

| ラグビーリパブリック

 1年後のラグビーワールドカップを見据える各国代表の11月の国際試合が欧米でも始まり、日本と同組に入るスコットランドは敵地でウェールズに10-21で敗れ、同じく日本のライバルとなるアイルランドは、シカゴでイタリアを54-7と圧倒した。

 カーディフのプリンシパリティ・スタジアムでおこなわれたウェールズ対スコットランド戦。

 序盤にFBリー・ハーフペニーがPG3本を決め主導権を握ったウェールズは、前半30分、身長193センチ、体重109キロのWTBジョージ・ノースがパワーでディフェンスを破りトライを挙げた。

 スコットランドは35分にドライビングモールから持ち出したHOスチュアート・マキナリーがファイブポインターとなり、SOアダム・ヘイスティングスのショットで10点を奪い返したが、後半は無得点。

 ウェールズは後半8分にラインアウトからの展開でCTBジョナサン・デーヴィスが突破して貴重な追加点を獲得し、堅守で逃げ切った。

 アメリカのシカゴ(ソルジャーフィールド)ではラグビーウィークエンドと称してトリプルヘッダーが開催され、女子のアメリカ対ニュージーランド(NZが67-6で圧倒)に次いでおこなわれたアイルランド対イタリア戦は、計8トライを挙げたアイルランドが快勝。今年2月にデビューしたばかりの21歳のFBジョーダン・ラーモーがハットトリックを決めている。

 アメリカ代表はニュージーランドのマオリ・オールブラックス相手に奮闘したが、22-59で敗れた。

 11月17日に日本と対戦することが決まっているイングランドは、ホームのトゥイッケナム・スタジアムで南アフリカに12-11で競り勝った。

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