『イッテQ!』お祭り男ヤラセ疑惑に見える「日テレの焦り」

| 日刊大衆
『イッテQ!』お祭り男ヤラセ疑惑に見える「日テレの焦り」

 毎週日曜日に放送されている超人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。中でも特に人気が高いのが、“お祭り男”の宮川大輔(46)が世界中の珍しいお祭りに参加するという「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」のシリーズだ。

 しかし、今この人気企画にとんでもない疑惑が持ち上がっている。

 11月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、『イッテQ!』のお祭り男企画に「やらせ」があったと報じたのだ。

「5月20日に「橋祭りinラオス」という企画が放送されたんですが、このお祭りがそもそも現地には存在せず、番組側がでっち上げたという記事内容でした。『文春』は現地取材も行い、日テレとタイ人スタッフが作った“自転車アクティビティ”だったと断じています」(芸能記者)

 記事によれば、宮川大輔は“やらせ”とは知らずにこの祭りに参加していたという。記事内容が真実であれば、日本テレビは視聴者はもちろん、番組功労者の宮川までだましていたことになる。

 過去には“やらせ”が発覚したことで、打ち切りとなった番組も数多くあった。日テレが誇る看板番組は、今回の疑惑によってまさしく存続の危機を迎えている。

「先月、日本テレビは長らく君臨していた“月間視聴率三冠王”の座を逃しました。“全日(午前6時~深夜0時の時間帯)”でテレビ朝日に抜かれてしまったんですが、絶対王者だった日テレ人気に陰りが見え始めたのは確かでしょう。絶好調のテレ朝に猛追を受け、このままでは他の時間帯でも危うい。そんな焦りが、局を引っ張る看板番組の制作体制に影響を与えたのかもしれません」(テレビ局関係者)

 人気番組の視聴率は絶対に落とせない――。今回の“やらせ”が事実だとすれば、背景にはそういったプレッシャーもあったのかもしれない。

 実は『イッテQ!』は、これまでにも番組存続を揺るがすような不祥事に見舞われたことがある。

 まずは2016年。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
エンタメ