PCやスマホは“若さ”の敵!?目の筋肉疲労が「目元老化」につながるワケ

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PCやスマホは“若さ”の敵!?目の筋肉疲労が「目元老化」につながるワケ

 いまや働く女性にとって、PCやスマホの利用は仕事上、避けられないものですよね。1日中、画面に釘付けなんて人も多いのでは。そんな中、注意したいのが、目の酷使による疲れだけでなく、「目元老化」のリスクなんです!

 あまきクリニック院長で医療法人社団慶緑会理事長である眼科専門医の味木幸さんによると、PCやスマホによる目の筋肉疲労は、なんと外見にも影響してくるのだそうです。例えば、ピントを合わせる筋肉の毛様体筋が疲労すると、周囲が凝り固まって血流や代謝が悪くなります。こうなると、「眼のシャッター」が下りてくるようにまぶたが重くなったり、目元がたるんできたりするのだとか。また、目の近くの皮膚は非常に薄いため、血流の悪さが目立って、他人から見ると目の周りが暗く見えてしまうのだそうですよ。

 さらに、毛様体筋の疲労でうまくピント調節ができずに視界が霞んでくると、思わず細目にしてしまうことがありますが、これは目尻や眉間に癖ジワを作ってしまうことにも繋がってしまうのだそう。

 まさか目の疲れで“老け顔まっしぐら”とは思いもよりませんよね。対策として、どんなことがあるのでしょうか? 味木さんは次のことを勧めています。

■アイクリームで血行促進

 保湿力の高いアイクリームで潤いとハリを与えながら、やさしく目の周りをマッサージして血行を促進させます。目元が明るく演出されるようですよ。

■温冷の刺激で血行促進

 ホットタオルやマッサージなどで、目の周りを温めて目の筋肉をほぐします。これにプラスして、アイクリームのペン先部分であるアプリケーターなどでひんやりとした心地よい刺激を与え、交感神経を刺激します。すると、自律神経のバランスが整い、より血行が促進されて、ふっくら目元になるそうですよ。

 他に、そもそもPCやスマホは、目が疲れないように使うことも大切といえそうです。(元)財団法人オリンピック委員会の強化スタッフ・トレーナーのサニー久永さんによる著書「疲れないカラダの作り方」(ゴマブックス刊)では、次のことが紹介されています。

■PCを見るときの視線が「斜め下」になるように画面を設置する

 これは、視線が上がるとまばたきの回数が減って目の表面が乾燥し、疲れやすくなるためです。

■文字を大きく、PCの画面の色は黒をベースにする

 白抜きで文字を浮き出させるようにセッティングすると、目が疲れにくくなるそうです。

 いかがですか? 目の疲れが外見の老け顔につながるとは驚いてしまいますが、ここで紹介した対策法で、目元老化のケアをぜひ実践してみてくださいね。

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