かつてはネガティブなイメージの強かったタトゥーだが、最近はファッションとして認知されるようになってきた。有名な海外のスポーツ選手やアーティストなど、昔に比べてタトゥーを入れている人を目にする機会も増えている。
２０１８年には、タレントのりゅうちぇるが両肩にタトゥーを入れた姿をインスタグラムに上げ、タトゥーに関する議論が過熱したことも記憶に新しい。そこで今回は、タトゥーについての意識調査を実施してみることにした。さまざまな意見が寄せられたので紹介しよう。
１０～５０代の男女２００人に「自分、または友人や家族など、周囲にタトゥーを入れている人はいるか」聞いたところ、「いる」と答えた人は３０人、「いない」と答えた人が１７０人だった。
さらに「タトゥーを入れている人のことをどう思うか？」という質問をしてみたところ、１２６人がタトゥーにネガティブなイメージを持ち、７４人の人たちはポジティブなイメージを持っていることが分かった。
まずは、タトゥーにネガティブなイメージを持つという人たちの意見を見ていこう。
「偏見かもしれないけど、やっぱり入れることを理解できないし、見ていて気持ち良くないし、かっこいいとも思えない」（４９歳／女性）
「かっこ悪い」（３９歳／男性／コンピュータ関連技術職）
「嫌悪感を抱く」（４６歳／男性／コンピュータ関連技術職）
「いい印象は持たない」（３６歳／女性／総務・人事・事務）
「好きじゃない。歳を取ったときにどうなるんだろうと思う」（３６歳／女性／主婦）
「オシャレとは思えない」（３０歳／男性／総務・人事・事務）
「下品に感じる」（４８歳／男性）
見た目の問題だけでなく、後先を考えていないのではないかという思慮が足りないという理由で否定的な見方をする人たちもいた。