上沼恵美子先生のM-1騒動で思うこと:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載236

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上沼恵美子先生のM-1騒動で思うこと:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載236

エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第236回 上沼恵美子先生のM-1騒動で思うこと

 12月2日にテレビ朝日系で放送された『M-1グランプリ2018』で審査員を務めた上沼恵美子先生を、昨年優勝したとろサーモンの久保田かずのぶらが、酔った勢い(?)で猛批判。その動画が配信されて物議を醸し、それを知ってか知らずか、上沼先生が3日に、自身のラジオ番組で、「M-1の審査員から引退します」と発言したというニュース。みなさんはご存じかしら。

 恥ずかしながら、アタシ、今までM-1を観たことがなかったの……。お笑いも好きなんだけど、ついドラマとか歌番組を優先的に観ちまうのよね。
 ただ、今回は、ツイッターのタイムラインやラインで、ゲイ友だちが「ジャルジャルかわいい」「和牛かわいい」と騒いでいたし(ジャルジャル後藤や和牛水田のファン多し)、上沼先生がどのようなコメントをなさっていたのか気になったこともあって、ネットで視聴。
 いやあ、今さらアタシが言うまでもないことだけど、この番組、出場する芸人さんたちも大変だけど、審査員の負荷も相当ね。全出場者について、ちゃんといいところと課題点を言わなきゃいけないし、当たり障りのないコメントに逃げるわけにもいかない雰囲気……。

 ちなみにアタシは昔から、上沼先生のファン。先生が、NHKで土曜日に放送されている『生活笑百科』に出演されていた頃は、「大阪城は私のもの」「淡路島も私のもの」という定番ネタが大好きで、割とガチで、毎週放送を楽しみにしていたの。
 だから肩を持つわけではないんだけど、M-1での上沼先生、きっちりお仕事されているなあ、と思ったわ。言いたいことを言っているように見えて、笑いも取っているし、きついことを言ったときには必ず「ごめんね」と謝っていて、アタシは全体的に、芸人さんへの「愛情」を感じたのよね。
 てか、正直、番組として「誰を勝たせたいか」がある程度決まっているように見えなくもなかったので(あ、あくまでもアタシの邪推よ!)、上沼先生お一人を非難するのは、ちょっと気の毒な気が。

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