こんな漢字を見たことがあるでしょうか。「誰かが勝手に作ったんじゃないの?」なんて考えてしまいたくなりませんか。この漢字は決してパズル用に作ったわけではありません。この漢字は実在していて、音読みをすると「ヨウ」です。この漢字が苗字に使われる時には別の読み方をします。あなたは苗字としてのこの漢字の読み方がわかりますか。「ヨウ」さんと読む場合があるかもしれませんが、今回は別の読み方を答えて下さい。
もっている人がいるということですから、目や鼻のようにすべての人がもっているわけではありません。さぁ、何と読むのでしょうか。
答えです。
「靨」と書いて「えくぼ」と読みます。
顔の中に「えくぼ」ができる人はいます。しかし、「えくぼ」というときに「靨」という漢字を思い浮かべる人ってどの位いるのでしょうか。
「樵」さんという苗字です。音読みをすると「ショウ」ですが、「ショウ」さんではありません。この苗字は「樵」という職に就いていた人が、その職を苗字に使ったともいわれています。
答えです。
「樵」と書いて「きこり」と読みます。
「きこり」という職業は、昔話によく出てきます。それは昔話の中でだけ存在しているわけではなく、現代でも存在している職業です。昔は斧やのこぎりなどを使用していましたが、現代ではチェーンソーなどの電気機械も使用しています。