今年も才能あふれるお笑い芸人が、執筆の舞台で活躍した。今月5日に発表されたYahoo!検索大賞で、作家部門を受賞したのはカラテカ・矢部太郎だ。木造一軒家の2階を間借りして住む矢部と、1階に住む80代の大家さんとのほっこりとした日常生活を描いた漫画『大家さんと僕』(新潮社)が、多く検索されたからだ。同作は4月、手塚治虫文化賞を受賞。コミックエッセイとしては異例の70万部を超える売り上げで、この3つを現役の芸人が達成したのは史上初のことである。
ちなみに、大家さんは8月に逝去。矢部は思い出の地から、すでに引っ越している。
芸人史上初といえば、芥川賞受賞作家のピース・又吉直樹が思い出される。初の偉業から3年が経つが、“作家又吉”に多くの出版社は、今でもラブコールを送っている。相方の綾部祐二が単身渡米中のため、現在コンビ活動は休止中。それでも又吉は芸人として活動しており、来年3月には脚本を手掛け、出演もする主宰舞台『さよなら、絶景雑技団』が幕を開ける。
又吉を筆頭に、芸人の中ではこれまでにも爆笑問題・太田光や劇団ひとりほか、書いた書物が大ベストセラーになった例はある。今年は、その潮流にわずかな異変が生じた。多方面へのアプローチがさかんなのだ。
たとえば、「ルネッサ〜ンス!」のフレーズで一世風靡した髭男爵・山田ルイ53世。みずから手がけた『一発屋芸人列伝』(新潮社)は、雑誌ジャーナリズム賞を受賞。分析力も優れているため、最近はコメンテーターとしても活躍する。松本人志の『ワイドナショー』(フジテレビ系)や『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、しっかり爪痕を残している。所属するサンミュージックの芸人コメンテーターといえば、カンニング竹山。山田は今後、その片翼を担いそうだ。
“奇才”バカリズムは、空想小説の『架空OL日記』(小学館)が第36回 向田邦子賞を受賞。以前からドラマ原作、舞台の脚本ほか、執筆のオーダーが絶えないが、現在は、日テレ初の朝ドラ『生田家の朝』の台本を手がける。情報番組『ZIP!』の1コーナーだが、福山雅治がテーマ曲を書きおろし、ユースケ・サンタマリア、尾野真千子という豪華な布陣でスクラムを組んでいる。
ドラマ化で来年話題になりそうなのは、相席スタート・山崎ケイ。今年出したエッセイ本を原作にしたドラマ『ちょうどいいブスのススメ』(読売テレビ・日テレ系)が、19年1月10日にスタートする。主役は夏菜でブスと真逆だが、若手芸人が原案で映像化されるのは稀。しのぎを削る女性芸人の中で、ケイは今後、特殊な立ち位置となりそうだ。
不振にあえぐ出版界を救うニューカマーは19年、芸人の中から現れる……かもしれない。
(伊藤雅奈子)
又吉、矢部だけじゃない! 今年こんなに誕生した作家系本格派芸人
2018.12.16 18:30
|
リアルライブ
ピックアップ PR
ランキング
総合
エンタメ
1
松本若菜、佐野勇斗との息ぴったりオフショット披露 最強コンビに反響「まじで相性抜群でしょ」
デイリーニュースオンライン
2
“色気が!ダダ漏れ”“このビジュは心臓貫いた”大森元貴の圧倒的な色気と美しいビジュアルにファン熱狂
デイリーニュースオンライン
3
久慈暁子が愛娘とのバースデー写真披露に祝福殺到「ベビちゃんとのお誕生日は格別」「可愛すぎます!」
デイリーニュースオンライン
4
「頭からつま先までかっこいい」寺西拓人が近況ショットを公開 爽やかビジュアルとMVオフショットに反響続々
デイリーニュースオンライン
5
「ドキドキしてます」松下洸平が『殺人の門』最新映像を公開 山﨑賢人との再共演にファン歓喜
デイリーニュースオンライン
6
川瀬もえ、『ヤングチャンピオン』表紙解禁 白ビキニの美スタイルに「最強」「まぶしい」絶賛の声
デイリーニュースオンライン
7
のん、33歳の誕生日を報告 ロゴ入りケーキに笑顔 “進み続ける”と新たな決意
デイリーニュースオンライン
8
白百合大卒・新田妃奈、大胆ランジェリーの開脚ポーズにファン釘付け「めちゃくちゃ美しい」「良いカラダ!」
デイリーニュースオンライン
9
内田理央、夏祭りオフショット公開 色鮮やかな浴衣姿を披露にファン悶絶
デイリーニュースオンライン
10
「脱ぎかけってエロいよね…」竹内星菜、振り向きショットで美ヒップ披露にファン悶絶
デイリーニュースオンライン