資生堂のセルフメイクアップブランド「インテグレート」は、メイクをきっかけに世界の女の子を支援する社会貢献活動「グローバルシスターズ・プロジェクト」を 2016年11月から行っている。
このプロジェクトは、途上国の女の子たちに現地でメイクアップレッスンを提供することで、性暴力・ジェンダー・避妊などの知識を教える「セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)=性と生殖に関する健康と権利」の授業参加のきっかけをつくる取り組み。今回、日本における本プロジェクトの一環として、12月16日(日)に立正大学品川キャンパスにて「世界とつながるメイクスタジオ By インテグレート Global Sisters Project」を開催した。
当日は、立正大学、東海大学、武蔵野大学などの大学生約100名が参加し、資生堂社員がジェンダーに関する社内外の取り組みを講義形式で紹介した後、「インテグレート」の現在の支援先であるネパールの女の子と日本の大学生が、海を越えて「メイク」をきっかけに交流するスペシャルイベントも行われた。
資生堂による、美を通じたバングラデシュ女性活躍支援の取り組み
また“白い肌でなければ美しくない”という現地に広がる考え方をかえ、本来持つ褐色の肌そのままでも美しいことを伝えていくなど、バングラデシュ女性のエンパワメントの向上を推進する活動も行っている。