人生の大きな節目に「覚悟ののれん」体験もできる

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画像は「花嫁のれん館」のサイトより

[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2019年1月4日放送の「平成から次へ」のコーナーで、次世代へ残したいものを紹介していました。

今回は、加賀藩に伝わる「花嫁のれん」です。


画像は「花嫁のれん館」のサイトより
★##画像キャプション画像は「花嫁のれん館」のサイトより画像は「花嫁のれん館」のサイトより列車に寿司など地域活性にも

「花嫁のれん」は、加賀藩前田家の領地で藩政時代末ごろから行われた風習です。

加賀藩ではもともと「外のれん」「内のれん」など、のれんをかける風習がありました。花嫁のれんは、嫁入り時に嫁ぎ先の仏間にかけられ、花嫁がくぐるのです。

七尾市にある「花嫁のれん館」では、実際に着物を着て花嫁のれんをくぐる体験ができます。

一歩ずつのれんをとおり、嫁ぐことへの覚悟を決めることから「覚悟ののれん」ともいわれているそうです。

人生の大きな節目に花嫁のれんをくぐって、決意も新たになります。

また、七尾では、花嫁のれんにあやかって、「花嫁のれん号」という列車も走らせていますし、「花嫁のれんちらし寿司」という白無垢を見立てたお弁当箱に入ったちらし寿司を提供するお店もあります。

次世代に受け継ぎたい花嫁のれんで、町がにぎわうとよいですね。(ライター:りえ160)

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