松本人志、指原莉乃への問題発言について“苦しい”言い訳の理由

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松本人志、指原莉乃への問題発言について“苦しい”言い訳の理由

 1月20日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、松本人志が先週の放送にて、共演した指原莉乃に対するセクハラまがいの発言で炎上したことについて、自ら語るシーンがあった。

 番組の冒頭で、松本は「僕は今日をもって無口なコメンテーターになる。新しいジャンルで、ギャラ泥棒になっていこうと思ってるんですけど」とボケつつ、問題発言について触れると「基本的に松本の発言をカットせずに使おうという暗黙の了解、僕がカットしてほしいと言えばカットされる」と続けた。なぜカットを要望しなかったのかと問われると、「鬼のようにスベってたから。(カットしろとは)恥ずかしくて逆に言えない」と理由を説明した。

「ネット上には『このコメントがスベってると思う』という意見もありましたが、確かに、少しキレを欠いた釈明だったかもしれません。指原との関係性で“セーフ”だったとはいえ、それを見た視聴者の多くが不快に思ったからこそ炎上したわけですから、そこについてしっかりとした謝罪が先にあったほうがよかったのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 この日の放送にコメンテーターとして出演した国際政治学者の三浦瑠麗氏が「今日は松本さんにお灸を据えようと思ってきた」と発言すると、これに松本は「どんなお灸されるんだろうってゾクッとした」と返し、三浦氏を苦笑いさせている。

 続けて三浦氏は、当該週にコメンテーターとして出演していた社会学者の古市憲寿氏や作家の乙武洋匡氏が、その場で松本をたしめなかったことを「ちょっとだらしなかった」とやりこめたが、松本は「(今日の放送)全編これ?」と戦々恐々の表情でボケで受け流そうとするに留まった。

「松本の炎上することについてのコメントを聞くと、炎上そのものを嫌がっているわけではなく、こうした例が積み重なることで、番組サイドが予め“問題になりそうな部分を丸めて”編集し、その結果、つまらない番組になってしまうことを最も恐れているような気がします。この日に共演した南海キャンディーズの山里亮太が『関係性とかなく、堅いことを言ったらいいのかなという選択肢がバラエティの世界にできてしまうことが嫌だなと思う』とコメントし、続けて、放送を見ずに騒動に反応している向きに対して『つまらなくなるように仕向けている人が“最近のテレビは守りに入ってる”と批判する』といった私見を述べると、松本が深くうなずく場面がありました」(前出・テレビ誌ライター)

 これ以上、この問題で追加炎上するようだと、松本の憂いは現実のものになるかもしれない。それが“キレのない言い訳”の真相か?

(石見剣)

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