内覧中にキス!?『家売るオンナの逆襲』LGBTの描き方に強い批判

| まいじつ
内覧中にキス!?『家売るオンナの逆襲』LGBTの描き方に強い批判

1月23日にドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)第3話が放送された。この日はLGBTの家探しをテーマに扱う構成で、LGBTに関する説明も織り込んだ放送には「理解が進む」とある程度は評価されたが、肝心のカップルの演技が「現実離れしている」と批判を浴びた。

第3話は、かつて力士が住んでいた家など売るのが難しい部屋を、不動産会社の支店メンバーが知恵を絞って売ろうと奮起する話。そこにLGBTカップルが訪れ、部屋を内覧するところからストーリーが始まった。

途中、支店内では北川景子演じる三軒家や、仲村トオル演じる屋代がLGBTに関する知識を社員にレクチャーする場面もあった。視聴者からは「LGBTへの理解が少しでも広まればいいな」などと比較的好意的な声も出た。

内覧中にLGBTカップルがキス「マナー上ありえない」

しかし、視聴者がやり玉に挙げたのはLGBTカップルの「いちゃいちゃぶり」だった。内見中に家主が立ち会う中、カップルは部屋に入るなり手をつなぎながら部屋の中を闊歩。バスルームの中で抱き合ってキスを交わすと、家主は「同性愛者に思い出の家は売れない」と激怒。一方でカップルも、家主の怒りに逆ギレすることとなった。

視聴者はカップルの「いちゃいちゃぶり」が過剰な演出でLGBTへの誤解を招くと指摘。ツイッターには

《あんな人前でいちゃいちゃしてキスするのありえへんやろ》
《誰だって内見なのに風呂場でキスし始めたカップルが居たら良い気はしない》
《内見中のキスは勘弁して。普通あんなことしないよ。あの描き方残念だった…!皆さん誤解しないで》

との投稿が相次いだ。

同ドラマは独居老人やユーチューバーらを「顧客」として登場し、多様化した現代社会の「実態」を描こうと奮闘している。北川景子の演技にも高い評価が下されており、視聴率もまずまずだ。

ただ、話をわかりやすくするための設定や演出が過剰すぎる面もあるようだ。今後、視聴率の足を引っ張ることにならなければいいが。

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