フィフィ激怒!校内ワイセツを“スクールセクハラ”と軽んじた『スッキリ』

| まいじつ
画/彩賀ゆう

1月31日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)が、千葉県で起きた女子児童の性的暴行被害を報道。その際に用いられた「スクールセクハラ」という言葉を巡り、ネット上で批判が噴出している。

今回「スッキリ」が報じたのは、昨年、千葉県の30代男性教諭が、当時小学生5年生の女子児童へわいせつ行為を行なった裁判。教諭は児童の胸を触る、服に手を入れるなどの行為を数カ月にわたり繰り返し、児童の母親によると、密室のトイレで“もう元には戻れないこと”までされたのだという。

これにより、児童はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症して不登校となったため、教諭と学校を運営する自治体を相手取り、1000万円の損害賠償・慰謝料を求めて提訴。一方、教諭側は「励ますつもりだった」と脇や顎を触ったことは認めたものの、胸を触ったことは否定しているという。

イメージを軽くする言葉への批判と疑問

裁判による事実認定はこれからだが、もし被害者の証言が正しければ、「セクハラ」よりも「性的暴行」「性的虐待」と呼ぶ方が適切に思われる今回の事案。ネット上でも、「スクールセクハラ」との言葉を用いるメディアに対し、

《何でわざわざそんな表現使うんだ?》
《何とか別の表現で軽いイメージにしようという他意を感じる》
《スクールセクハラって何? スッキリで見てる件は犯罪だよ》
《よく思いついたなこんな言葉…》
《ほんと言い換えは日本の得意分野だな》
《普通に犯罪だし、言葉が軽い》

などといった批判が飛び交っている。

「セクハラとは“性的嫌がらせ”を指す『セクシャル・ハラスメント』の略ですから、本来の意味で言えば今回のケースも該当すると言えます。しかし今日では、セクハラというと『性的嫌がらせ』と言うには大げさな、軽いイメージになってしまっていることも事実。

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