羽賀研二「稀代のワル」の履歴書(2)怪しすぎる“借金人脈”

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羽賀研二「稀代のワル」の履歴書(2)怪しすぎる“借金人脈”

 出所13日前に資産隠しで獄中再逮捕となった羽賀研二。かつての彼女、梅宮アンナに負わせた借金のことは、前回詳述した。かいつまんで説明すれば、2人で沖縄に出したお店の家賃や保証金が未払いであったことが、オープン当日に発覚。アンナの父・梅宮辰夫に泣きついて、“偶然”沖縄に来ていたという某社長から辰夫が借りて立て替えてもらったということであった。

「これ以外にも、アンナや辰夫が羽賀のために保証人となった借金は数千万円に及び、アンナが別れとともに返済を求めると、辰夫の留守電に脅しめいたメッセージを残したそうですから、アキレるしかありません」(芸能レポーター)

 ちなみに、沖縄でお金を都合してくれた某社長とは、当時、テレビCMを打ちまくり、自身も通販番組などによく出演していた化粧品会社のX社長だ。

「この化粧品会社のCMや通販番組には芸能人が多く出演しており、X社長と同社の製品をヨイショしまくっていました。それもそのはず、このCMの出演ギャラは通常のCMの3~4倍でしたからね。カネのニオイに敏感な羽賀は、当時、羽振りのいいX社長の腰巾着のようでした。お店のオープン時には、すでにおカネをX社長に借りていて未返済だったそうで、X社長が羽賀の新たな借金に辰夫の信用を求めたのは、当然のことでした」(前出・芸能レポーター)

 しかし、このX社長も、なかなかに黒い噂の絶えない人物であった。

「裏社会とも通じていたとされ、あの許永中に逃亡資金を提供したという噂まであったほど。こうした怪しい話が出回ったことでX社長は次第にテレビから姿を消していき、09年に亡くなりました」(前出・芸能レポーター)

 羽賀の周囲は、「ウソと怪しい人脈ばかり」だったのである。

(露口正義)

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