この黄色いダース箱にオリーブグリーンの軸色。まさに “The Pencil” という雰囲気が伝わってくる。トンボ鉛筆の『8900番』。通称“ハチキュー”は記者が物心付いたときにはすでに存在していたし、つい先日は、記者の息子がセンター試験受験のために、黄色いダース箱ごと試験会場に持っていった。時間を超えて、いつも変わらず在り続けるというのは、本当に素晴らしいことである。この「8900番」の『70周年限定セット』が、1月24日、株式会社トンボ鉛筆(東京・北区)から発売された。
■このレトロ感はインスタでも好評!
「8900番」は1945年11月の終戦直後に発売された。発売3年後の1948年に、現在の黄色い箱とオリーブグリーンの軸の意匠を完成させ、その後、ほぼ70年変わらずその意匠を踏襲し販売してきたそうだ。