平成の音楽シーンを振り返ると、CDバブルといわれる時代があった。平成30年間でどんなCDが売れたのか振り返ってみよう。
昨年末、『オリコン』が発表した平成30年の音楽ランキングによると、シングルセールスのトップ10は以下の通り。
「『世界に一つだけの花』は唯一トリプルミリオンを記録していますが、もともとは290万台でした。2016年にSMAPが解散を発表した後、ファンによる300万枚突破を目標にした購買運動が起こり、達成されたのです」(芸能ライター)
次代のヒット曲はどこから出るのか
このランキングを見ると、平成のヒットの法則がはっきりと分かるという。
「10曲中8曲がドラマの主題歌。『世界に一つだけの花』は03年のドラマ『僕の生きる道』(フジテレビ系)、『君がいるだけで』は1992年の月9ドラマ『素顔のままで』(フジテレビ系)といった感じ。残り2曲に関しても、『TSUNAMI』はTBS『ウンナンのホントコ!』内の企画『未来日記』で使用され、『だんご3兄弟』はNHK・Eテレ『おかあさんといっしょ』のオリジナル曲と、すべてテレビ発です」(同・ライター)
ドラマ主題歌8曲中、ドリカム以外の7曲がフジ系ドラマなのも時代を感じさせる。
「テレビ離れが進んでいる現在では、SNSなどの人気から『DA PUMP』の『U.S.A.』がメガヒット。とはいっても、18年のナンバーワンヒット曲である米津玄師の『Lemon』は、人気ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)の主題歌。やはりまだまだブームを作るのはテレビのようです」(音楽誌記者)
平成の次の時代では、本当の意味でテレビ離れがスタートするだろうか。