「花粉症対策」口呼吸で“減感作療法”の応用を!

| 日刊大衆
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 花粉症で苦しむ読者の皆様のために症状の緩和&元気になる“男性必読”の対策を紹介します!

 もうすぐ春とともに、イヤ〜な、あの花粉の季節がやって来る。花粉症患者にとって、この時期は悪夢。目はかゆくて、鼻はグシュグシュなんて状態になると、まず体はダルくなり、集中力が落ちて、仕事にも身が入らない。そこで今回は、手軽で効果がある花粉症撃退法を伝授しよう。

「花粉症とは体の防衛システムが過剰になり、自らの体を攻撃してしまって起こる現象です。その対処法は大きく分けて三つあります。一つは“花粉に接しないこと”、二つめは“薬で抑えること”、三つめは“体を花粉に慣らすこと”です」

 そう教えてくれたのは、医学博士の南雲吉則氏。しかし、最初の二つの対策は、忙しい男性にとっては、なかなか実践するのは難しい。「実際に花粉が飛んでいるからといって、外出しないわけにもいきません。それにマスクやゴーグルでガードしても、花粉は隙間から入ってきます。それに、薬代や病院代もバカにはなりませんから、三つめの方法がオススメです」(前同)

 では、実際に“体を花粉に慣らす”には、どうすればいいのだろうか?「病院で行われている花粉症治療法に“減感作療法”というものがあります。これは注射や口から花粉を取り込んで、体を慣らしていくというものです。この治療法を応用して、花粉の飛び始める少し前から、マスクなしに外出して、口呼吸をして花粉に体を慣らすんです」(同)

 南雲氏はこの方法を実践して、悩まされていた花粉症から解放されたという。「コツは二つあって、一つは“口鼻呼吸”をすること。やり方は口から息を吸い鼻から吐く。もう一つは、息を吸うときに歯だけは閉じ気味にして、歯と歯の間で余計なゴミやチリはシャットアウトすること。口の中には唾液を含ませ、花粉をそこでキャッチ。唾液とともに口中から花粉を体に、じんわりと取り込みましょう」(前同)

■ヨーグルトやニンニク、青魚…食生活で対応

 花粉症には食生活で対応することも可能だ。「花粉症に悩まされている人は、まず発酵食品を取ることをオススメします。

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