終わりの始まり?ジャニーズが手を出した「バーチャルアイドル事業」の吉凶

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終わりの始まり?ジャニーズが手を出した「バーチャルアイドル事業」の吉凶

 ジャニーズ事務所が動画配信アプリのSHOWROOMとタッグを組み、“バーチャルユーチューバー(Vチューバー)”をデビューさせるという。その記者発表が2月19日に都内で行われ、第一弾で声優を務める関西ジャニーズJr.内のユニット「なにわ男子」の藤原丈一郎、大橋和也が出席した。

ジャニーズ初のVチューバーは、海堂飛鳥と苺谷星空で、藤原が海堂、大橋が苺谷の声を担当する。藤原は、「普段は関西弁でしゃべるんですが、海堂はすごいクール。藤原丈一郎じゃないキャラを演じられるという意味では楽しみ」。大橋は「ボクは苺谷星空さんとすごくキャラが似ていて、親近感が湧いているので、より一層かわいいキャラを出せたらなと思います」とそれぞれ意気込みを語った。

「19日21時30分頃よりSHOWROOMで初の動画生配信がスタートするのですが、ファンの反応が興味深いところ。というのも、ジャニーズがバーチャルアイドルを手掛けるとの一報が流れた際、ネット上では《バーチャルよりも生身の人間をもっとデビューさせてあげて》や《ジャニーズファンは二次元より三次元派が多いと思う》《ジャニーズが一番やってはいけないやつな気がするけど》など、否定的な声が多かったためです」(ネットウオッチャー)

 加えて、唐突過ぎるとも思えるこの動きについて、大手芸能プロ関係者はこう分析する。

「元SMAP3人がAbemaTVに出演して以降、ジャニーズは慌てたようにネット事業に積極的になり始めている。Vチューバーデビューは、ジャニーズアイランドからの発表のため、滝沢秀明社長の迷走かとの声も出ていましたが、音楽事業が萎む中、現実的に見てもネットメディアの場でタレントを切り売りしていかなければ先細りは必至。そうした焦りがにじみ出た動きとも言えます」

 吉と出るか凶と出るか。

(鈴木十朗)

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