TOKIO松岡昌宏が15年前に見出していたJr.の後輩は誰?

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TOKIO松岡昌宏が15年前に見出していたJr.の後輩は誰?

 SMAPの解散によって、TOKIOがジャニーズグループで冠レギュラー番組を抱える最古参となった。現在、「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)と「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に4人そろって出演中だ。昨年の山口達也の脱退・解雇騒動があっても、この2本を死守できたのは救いだろう。

「鉄腕!DASH!!」によってガテン系イメージが濃い4人だが、実は全員が伴奏者にして、楽曲制作もしているため、バンドのクオリティーは高い。そのうえ、松岡昌宏にいたっては、TOKIOのミュージックビデオの映像監督まで務めていたことがある。

「松岡が初めて監督、企画、キャスティングを手掛けたのは、25歳のとき。TOKIOが02年12月にリリースした初のクリスマスソング『Ding-Dong』でした。以降、20本近く撮っているはずです」(アイドル誌ライター)

 松岡監督の腕を買って、相談を持ちかけた人がいた。何を隠そうジャニー喜多川社長その人。04年ごろにジャニー氏は、今後推したいジャニーズJr.を6人ほど連れて松岡を訪れた。彼のMVに起用してほしいと言うのだ。その中からひとり、松岡が選んだのは小学5年生の美少年だった。

「その彼はのちにHey!Say!JUMPとなる中島裕翔です。松岡は主演ドラマ『ナースマンがゆく』(日本テレビ系)のタイアップソング『自分のために』のMVの監督をした際、中島を起用しました。ちなみに、この曲のB面の『Nice Guys』の作詞をしたのは、後輩のSexy Zone・菊池風磨のお父さんの常利さん。音楽家のパパが、TWUNEという名義で作ったものでした」(前出・アイドル誌ライター)

 中島はJr.時代、KAT-TUN・亀梨和也と山下智久による「修二と彰」のデビュー曲「青春アミーゴ」(05年)のプロモーションビデオでも、Jr.のなかでいちばん映るポジションをゲット。亀梨と山下の間に堂々と陣取っている。「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出演したときも、3ショットで微笑む姿があった。

 弱冠12歳だったそんな中島も、今では立派な主演俳優。監督・松岡昌宏の目が確かだった証と言えるかもしれない。

(北村ともこ)

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