ダークな哲学で魅了するブラマヨ・吉田の新刊『黒いマヨネーズ』がポジティブ至上主義の世を笑う!
2019.02.27 09:00
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とかくポジティブ礼賛・ポジティブ至上主義ムードが蔓延して、息苦しいと思うことはないだろうか。光と陰があってこその人間なはずなのに、SNSなどでマイナス思考を吐き出せば、周囲から叩かれることさえある昨今だ。そんな中、ダーク哲学の旗手ともいうべきブラックマヨネーズ・吉田敬によるエッセイ集『黒いマヨネーズ』が登場した!
■真っ白に漂白されがちな社会を、吉田敬(ブラックマヨネーズ)の独自の屈折角度視点で見ると…
ブラックな毒舌を吐く芸人は多いけれど、本質的な面では何の新しみもない、単なる悪口・陰口にとどまってしまう人は多い。それにあまり興味を持てないのは、言ってはいけないことを言うというだけのパフォーマンスに感じられてしまうからだ。それは子どもが覚えたての卑猥な言葉を叫んで、大人たちの反応を楽しんでいるのと大差ない気がする。
そんな中、一貫してダークな哲学ともいうべき、コンプレックスから生まれる”やってられない感”を表現しつつ、しっかり笑いもとっているのが、ブラックマヨネーズ・吉田敬である。そして彼の胸の内、脳内の仕組みを知る大いなる手がかりとなるのが、幻冬舎発行のエッセイ58篇を詰め込んだ書籍『黒いマヨネーズ』(四六判並製 256ページ・希望小売価格 税抜1,400円・2019年2月27日発売)だ。
この書籍は雑誌「パピルス」(幻冬舎・現在休刊)と「小説幻冬」(幻冬舎)に連載されたエッセイの中から選抜された珠玉のエッセイ集。「ブラックマヨネーズ吉田敬のぶつぶつ」、「人生は、パチンコで教わった。」に続く3冊目の書籍である。
アタマの方でツカミのように、すかさず初体験話や祖母に育てられた少年時代なども軽妙につづられるが、その芯にあるのはやはり長年培ってきたダークな哲学。これが面白い話ではあるが、読み進むうちに考えさせられる視点として、心のあちこちに突き刺さってくる。
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