貴乃花「バカ息子」尻拭いの日々と、見せた男気

| 日刊大衆
貴乃花「バカ息子」尻拭いの日々と、見せた男気

 相撲協会の改革を訴え、孤軍奮闘したものの、弟子の不祥事などで志半ばで退職した元貴乃花親方(46)。景子夫人(54)とも離婚し、新たな人生を歩み始めた平成の大横綱だが、今は“バカ息子”の尻拭いに精を出しているという。 「貴乃花の長男、花田優一(23)は、高校卒業後に靴職人になるべくイタリアに渡りました。そこで、靴の世界で巨匠と呼ばれるアンジェロ・インペラトリーチェ氏に弟子入り。3年間の修業を経て、靴職人として独立したという経歴を買われて芸能プロに所属し、芸能界デビューしました。ところが……」(夕刊紙記者)

 フタをあけてみると、肝心の靴職人としての実績がほとんどなく、経歴に疑問符がつき始めた。「優一は弟子だと自称していましたが、本当はイタリアの靴専門学校でアンジェロ氏の講義を受講していただけなんです。当のアンジェロ氏も、優一は弟子ではなく、ただの生徒だと明言。また、靴の製作費を受け取りながらも一向に商品が完成しないと、所属事務所に苦情が殺到していたんです。芸能界の大物も、優一に靴を発注したのに納品されず、怒り心頭だと聞きます」(芸能記者)

 こうした不祥事を受けて、優一は所属事務所とのマネジメント契約を解除されてしまった。「それどころか、昨年6月にイタリアで開催されたファッションイベントに優一が出店する際の費用、約2000万円を事務所が負担していたんです。しかし、事務所は契約解除したことで、優一に返済を求めることができていない状況だというんです」(前同)

 靴職人の道が断たれた優一は、今度は画家になる決意をしたようだが、自身のブログでキャンバスとキャンパスを混同し、〈靴職人に続き画家もにわかバレバレ〉と、フォロワーに笑われるオトボケっぷり。ここで立ち上がったのが、父親である貴乃花だ。「肩代わりというわけじゃないでしょうが、貴乃花は今後、息子がクビになった事務所に所属し、芸能界に身を置くことになりました。全国各地で子ども向け相撲イベントに出演するなど、スケジュールもギッシリ。不肖の息子の不義理を返しつつ、古き良き日本の伝統を後世に残さんと、各地を東奔西走する予定だそうです」(スポーツ紙記者)

 息子の借金と不義理は自身の働きで返す。「昨年12月、『週刊文春』のインタビューで“息子は花田姓を名乗る資格はありません”と語っていた貴乃花ですが、これぞ“父親の男気一本道”ですね」(前同)

 角界の大スターであったにもかかわらず、親としてのケジメを取る一本気な感覚が評価されたのか、貴乃花には大きなプロジェクトも動いているという。「貴乃花と関係の深い民放キー局が全面バックアップし、彼を2020年開催の東京オリンピックのキャスターに迎え入れる準備があるようです」(前同)貴乃花の土俵際からの大逆転となりそうだ。

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