加藤綾子、フジテレビ復活を託される「救世主」の不安な“あのジンクス”

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加藤綾子、フジテレビ復活を託される「救世主」の不安な“あのジンクス”

 フリーアナウンサー加藤綾子が、3月6日に行われたフジテレビ4月改編説明会に出席。4月からキャスターを務める夕方のニュース番組「Live News it!」への意気込みを語った。

「番組は、新年号が発表になる記念すべき日、4月1日にスタート。加藤本人も『新しい時代の幕開けに報道キャスターとして携わることを光栄に思っています』とコメント。加藤アナの起用についてはフジテレビサイドも『ニュースキャスターに必要な資質は、コミュニケーション能力』とした上で『ニュースと視聴者を結びつけるのにふさわしいキャスター』と、説明していました」(スポーツ紙記者)

 近年、視聴率の低迷が続いていたフジテレビだが、昨年1月期と今年1月期を比べるとゴールデン、プライム、全日の3つとも視聴率は回復傾向にある。そんな中、今回の改編の目玉と言われているのが、ゴールデンタイムの入り口となる夕方のニュース番組へのテコ入れである。

「フジテレビが現在放送している『PRIME news evening』は同時間帯に放送されている『news every.』(日本テレビ系)に視聴率の面でダブルスコアの差をつけられています。これではゴールデン・プライムの視聴率もこれ以上あがらない。そこで白羽の矢が立ったのが、加藤アナというわけです」(前出・スポーツ紙記者)

 加藤アナは、2012年4月から朝の情報報道番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)のメインキャスターを務めた実績はあるものの、報道キャスターとしては未知数だと危惧する声もある。

「報道番組といっても、放送時間帯は夕方の4時50分から7時までであり、硬派な報道番組ではありません。生活情報やエンタメ、スポーツ情報も盛り沢山となれば、『めざましテレビ』で培った能力を活かせるはず。また、フリーになって以来、他局のバラエティ番組やドラマ、CMにも出演して知名度も上がっています。今年34歳になり、ターゲットとなる主婦層の年齢にも近づき、キャスターとしてコメントしやすくなっているのも確かです」(放送作家)

 しかし、ある“ジンクス”を心配する声もある。

「昨年、この枠のキャスターに内定していた元NHKの“麿”こと登坂淳一アナは、就任を前に過去の女性スキャンダルが発覚。そして2016年には、やはり報道番組『ユアタイム』のキャスターに内定していたショーン・マクアードル川上が学歴詐称報道で放送開始前に降板しています。報道番組だけに慎重に行動して欲しいものです」(前出・放送作家)

 三度目の正直となるか、二度あることは三度あるとなるか…まさかとは思うが“フジテレビ復活の救世主”として充分注意が必要だ。

(窪田史朗)

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