寒暖差の激しい季節、不調を防ぐカイロ活用術

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寒暖差の激しい季節、不調を防ぐカイロ活用術

 もうすぐ春とはいえ、寒の戻りで急に寒さがぶり返すこともある季節。まだまだカイロは手放せない、という女性もいるでしょう。そんなとき、カイロは手で握っておく? ポケットに入れておく? それとも腹巻きの中に入れてお腹を温める……? 実は全身を効率よく温めるには、「仙骨の真上あたり」にカイロを貼るのがよいそうなんです。

 仙骨は、お尻側の骨盤の真ん中あたりにある骨で、お尻の割れ目の上、腰の中央部分に位置しています。この部分を温めることで、神経や骨髄、血管で繋がる広範囲を温めることが可能に。そして、手先や足先などよりも効率よく全身を温めるので、冷えによる不調を予防・改善しやすくなります。カイロを腹巻きなどと同時に使用することで、お腹の表面を温めるとともに、内側からじんわりと温めることができます。

 また、血流の滞りによる腰痛や婦人系の悩みも改善しやすくなります。そのような症状がある場合などは、積極的に温めたいですね。もちろん、不調の原因は血行不良だけとは限らないため、温めてもなかなか改善されない場合は、医療機関を受診しましょう。

 ちなみに、腹巻きは直接肌に触れてもOKですが、カイロは注意が必要です。熱過ぎたり、低温やけどをしたりしないためにも、肌着の上から貼りましょう。寝ている間は熱過ぎても気付けない場合がありますので、日中、必要があればすぐに外せる状態で使用することをオススメします。

 せっかくカイロを使用するなら、より効果的な部分に貼りたいですよね。効率よく全身を温める作戦として、寒暖差の激しいこの季節、ぜひ活用してみてくださいね。

(美容・健康ライター Nao Kiyota)

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