Ｑ.長男（３０歳）が結婚相手を連れてきました。お相手は３７歳の女性で、インターネットの“婚活アプリ”で知り合ったそうですが、これに妻が大反対。「“出会い系”で知り合って、７歳も年が上の女性なんてやめなさい」「もっと若いお嫁さんがいるでしょ」と、息子に電話しては怒っています。「好きにさせてやりなさい」と言っても、妻はまったく聞く耳を持たず……。なんとか妻を説得したいのですが、何か良い方法はありませんか。（岡山県・５８歳・男・教師）
母親は息子の結婚には反対しがちですからね。男親は、娘の結婚にはうるさいんですけど、息子には“いいやろ”となる。息子の結婚に関しては、無責任なことを言いがちです。母親も、娘の結婚には寛大なところがありますね。
ただ、結婚いうのは、当人同士の問題。両親の了解も必要ですけど、死ぬまで暮らしていくのは本人たちですから。そこを、お母さんにも長い目で考えてもらいたい。息子の好きな女性と結婚させるべきです。まずは息子さんが主導して、お母さんが納得いくように説得するべきやね。その際は、あんまり彼女のことを褒めすぎないように。母親がやきもちを焼いてしまうからね。両親を無視することなく、やはり親を立ててね。了承する方向に持っていくのは、息子の役目です。あとは、お父さんが「お母さん、当人同士が死ぬまで暮らしていくんやさかい、当人が良かったら、いいんじゃないか」というような言葉をかければ、多少はプラスになるでしょう。それでダメなら仕方ない！
ただ、この息子さんのお相手には、僕の母親でも反対すると思いますよ。出会い系もあんまり良くないね。隣村のお嬢ちゃんとかいうんやったらいいんですけど。７歳も年が上ですからね。男が３０歳で女が３７歳やったら、子どもを作るにしても、どんなもんでしょうかね？
ただ、男・山根は好きな女性やったら、年は全然、関係ありません！ ８０歳でも９０歳でも、好きなものは好きですから。若い時分から、そうでしたからね。
年上の女性といえば、驚いた出来事がありました。僕が７０歳手前のときに、昔の彼女から約４０年ぶりに連絡がありまして。交際当時、僕より２つ下やったんです。