10代デビューのアイドル悲喜こもごも:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載252

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10代デビューのアイドル悲喜こもごも:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載252

エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第252回 10代デビューのアイドル悲喜こもごも

 年があけて3か月しか経っていないのに、やたら芸能人の活動休止や引退が多い気がする、2019年。嵐や西野カナらに続き、3月25日に、森昌子が年内いっぱいでの引退を、ジャスティン・ビーバーが音楽活動の休止を宣言。今年ってもしかして、10代から活躍していた歌手が、音楽をやめたくなる年回りなのかしら。それともやはり、元号が変わるせい?(ジャスティン、絶対元号関係ない)

 それにしても森昌子って、結構波乱に満ちた人生送っているのよね。13歳で『スター誕生』初代グランドチャンピオンになり、アイドルとしてデビュー。最初からヒット曲に恵まれ、当時の女性最年少の15歳で紅白歌合戦に出場。やがて演歌歌手に方向転換し、『悲しみ本線日本海』『越冬つばめ』『立待岬』などの名曲を世に送り出した後、森進一と結婚し、主婦業や育児に専念するため引退。3人の子どもは立派に成長したものの、結婚から約20年後に離婚し、さらにパニック障害、急性肺炎、子宮筋腫、更年期障害、うつ、子宮頸がんと、次々に心身の病気に見舞われ……。なんだかもう、幸福なのか不幸なのか、よくわからない……。

 そしてジャスティン・ビーバーも、波乱万丈っぷりでは負けず劣らず。14歳でリリースしたデビューシングルがいきなりプラチナディスクに認定。ダンス・ポップ/R&B路線に方向転換してからもヒットを飛ばし、2014年には、30歳以下のセレブの年収でトップに。一方で、その言動が物議を醸すことも多く、呼吸困難や「精神的な問題」でコンサートやツアーを中断することも。ちなみに今回、活動を休止するのは「家族のために、自分自身が抱えている精神的な問題の修復に集中したい」といった理由からだそう。

 って、あれ? 森昌子とジャスティン・ビーバー、人生の軌跡がちょっと似てる……?(ほんとかよ)

 一方、3月27日には、加護亜依と辻希美のユニット「W」がハロプロのコンサートで復活し、加護ちゃんの不祥事で13年前に発売中止となった幻の曲を配信リリースすると発表。

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