サンドウィッチマンの「バイキング」卒業が“大歓迎”されたワケ

| アサジョ
サンドウィッチマンの「バイキング」卒業が“大歓迎”されたワケ

 お笑いコンビ・サンドウィッチマンが3月26日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で5年間出演し続けてきた同番組からの卒業を発表した。

 番組終盤に、同じく卒業を発表した共演者のYOUと共に花束を渡されたサンドウィッチマン。伊達みきおは「5年間お世話になりました。本当に地引き網クッキングから勉強させてもらいました。どうもありがとうございました、5年間」と別れの言葉を述べると、相方の富澤たけしも「地引き網クッキングの時はまた戻ってきます!」と宣言し、かつての人気企画を懐かしんでいた。

「『バイキング』はサンドウィッチマンの勢いや知名度の向上に大きく貢献した代表作であり、2人の好感度を高めるに至った番組でもあります。本来であれば、2人の卒業を悲しむ声が出てもおかしくないはずですが、ネットでは逆に今回の卒業を喜ぶ反応が多く、強大な影響力を持つMC坂上忍との関係解消を歓迎する意見があります。『良かった。あの番組にいるのは苦痛だったと思う』『下世話な話題に下世話なコメントを求められることが多く、サンドが困る場面が多かった』『サンドはようやく坂上から解放されて良かった』『辞めて正解だと思います』など、時に出演者と熱い言論バトルを繰り広げ、“パワハラMC”と揶揄されることも多い坂上とサンドの共演を嫌がる視聴者が多かったようです」(テレビ誌ライター)

「バイキング」についてはこれまでにも“坂上への忖度番組”といったイメージが根付いてきた背景があり、ブラックマヨネーズの吉田敬も「バイキングの本番中はパワハラみたいに進む」と嘆いた過去がある。

 好感度抜群芸人として知られるサンドウィッチマンだが、柔和で平和主義な雰囲気の2人を好むファンからすれば、そのような“過酷な環境”からの脱却を大いに歓迎しているのかもしれない。

(木村慎吾)

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