Japaaanではこれまでに、日本の国花「菊」の様々な品種を描いた「契花百菊」や、喜多川歌麿による昆虫図鑑「画本虫撰」、29種もの桜を写生した江戸時代の「桜花譜」など、江戸〜明治時代に刊行されたさまざまな図鑑を紹介してきましたが、今回紹介するのは、”日本で最初の植物図鑑”とも言われている貴重な書物「本草図譜(ほんぞうずふ)」です。
本草図譜は、江戸時代の文政11年(1828)に完成した植物図鑑で、当時、本草学者であった岩崎 灌園(いわさき かんえん)によって作成されました。同時代に作られた植物図鑑としては本草家の高木春山(たかぎしゅんざん)による「本草図説」も有名。