今年３月はテレビ朝日の女性アナウンサーの退社が相次いだ。２００７年に入社し、２０１１年４月から２０１８年９月まで『報道ステーション』のサブキャスターを務めた小川彩佳（３４）が３月いっぱいで同局を退社。小川はフリー転身前から早くも、一部週刊誌などで、『報ステ』のライバル番組であるＴＢＳ系の『ＮＥＷＳ２３』からオファーを受けていると報じられていたが、今夏にもそれが実現されるという話も出ている。
また、２００９年にテレビ朝日に入社し、『羽鳥慎一モーニングショー』のサブキャスターなどを務めた宇賀なつみ（３２）も３月いっぱいでテレ朝を退社。フリーランスとして、深夜の冠番組『川柳居酒屋なつみ』（テレビ朝日系）をスタートさせた。
そうした主力級女子アナのフリー転身が相次ぐ中、テレビ朝日で孤軍奮闘するベテランの大下容子アナ（４８）の冠番組がスタートした。
「『ワイド！スクランブル』が４月１日から『大下容子ワイド！スクランブル』としてリニューアルスタートしました。新番組に大下アナの名前がついたのは、人気アナの連続退社にショックを受けた上層部が、大下アナを引き留める意味合いもあったという話も聞こえてきています。なにより彼女は仕事ぶりもストイックで、報道精神も失っていない。