“自由”がコンセプト!?進化する宿の食事スタイルとは?

| アサジョ
“自由”がコンセプト!?進化する宿の食事スタイルとは?

 旅の楽しみの一つといえば、宿での食事。従来はレストランやビュッフェ、部屋食が定番でしたが、最近、その食事スタイルが進化しているようなのです。そんな新しい食事スタイルの宿を、2軒ご紹介しましょう。

■鬼怒川パークホテルズ「ふたり静プラン」の“へや弁”

 鬼怒川にあるこの宿の「ふたり静プラン」は、カップル心理をよく考えたものになっています。それは、部屋食ならぬ、“へや弁”という新しい形を取り入れたこと。どんな内容かといえば、地元食材をふんだんに使った豪華な三段重「野点風お弁当」が、夕食に部屋へ届けられるスタイル。担当者に詳しく聞いてみました。

「ネーミングの通り、2人の時間を静かにゆっくり過ごしていただきたいと考えたプランです。お部屋食までフルサービスではなく、お食事処に行くのも億劫、誰とも会わないでご自身たちだけでお食事をとりたいというお客様がいらっしゃると考え、導入しました」

 このプラン、夕食を届ける以外は部屋への入室を控えているとか。旅館といえば、“行き届き過ぎる”接客に煩わしさを感じる人も多いようですが、これなら、今どきのカップルへの配慮とおもてなしを感じますね。

■YUMORI ONSEN HOSTELの“シェアキッチン”

 福島県の土湯温泉にあるYUMORI ONSEN HOSTELは、2018年12月末にオープンしたばかりの新しい温泉付きホステル。ここの特長は、有料で朝食は頼めるものの、カフェのような共有ラウンジに“シェアキッチン”があって自炊可能なこと。地元食材を持ち込んで、2人で仲良く調理するのもよさそうですね。素泊まりできる自由なスタイルや、共有ラウンジで宿泊者と交流できるのも魅力です。

 へや弁にシェアキッチンという、新しい宿の食事スタイル。ぜひ一度体験してみてくださいね。

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