ビートたけしに学ぶ…「令和は“ネットファシズム”を改めよ!!」

| 日刊大衆
ビートたけしに学ぶ…「令和は“ネットファシズム”を改めよ!!」

 令和に元号が改まるが、いったいどんな時代になるのか?「令和は昭和や平成とは、まったく異なる時代。個人も新たなサバイバル能力が要求される」転職サイトを運営する幹部スタッフは、こう断言する――。

〈「売れたものは叩けないファシズム」ってのが、この国にはあるってことだよな〉(『ヒンシュクの達人』)

 熱しやすく冷めやすいと言われる日本人。たけしは、作家の村上春樹氏の作品がどれもバカ売れしていることを引き合いに出してこう語る。

「売れるもの、強いものには必ず『アンチ』がいるわけで、村上春樹の悪口を聞きたいって人はホントはそうとう多いはずだぜ」

 売れてしまって、「国民的◯◯」になると日本人は滅多にその人の悪口を言わない。だが、これと同じ理屈で、何かを契機に一転、マスコミがバッシングに転じると、これまで「大好き」だった人物を平気でこきおろす。上昇気流にあるものを絶対善とし、落ち目の三度笠になるや手のひら返しの猛バッシング。

 特にネット言論はこの傾向が強い気がする。本当は、「ここはいいけど、ここが不満」といった意見が活発に出てもよさそうなものだが、日本人は「白か黒か」のお国柄。なるほど、ある種のファシズムに違いない。

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